れおなのブログ~スターウォーズ

スターウォーズの最新作(にして、完結編)が、公開されているようです。みに行きたいなぁ。


何を隠そう、子供時代から大人になるまで、SFにはまっていた、私です。図書館の少年少女SF文庫のコーナーがお気に入りで、福島正実氏の本などが、大好きでした。少し大きくなったら、近所のレンタルビデオ屋に母を引っ張っていき、SFコーナーのビデオを、ほぼ、すべて、みてしまったように記憶しています。


なので、それからしばらくSFブームは去っていたとはいえ、スターウォーズは、いつでもかつての胸のときめきを思い出させてくれる、最高の映画なのです(そういえば、スターウォーズで英語も学びました。ハン・ソロとレイア姫のやりとり、”I love you” ”I know”なんて、どれだけマネしたことでしょう!)


先月末、新作公開にちなんだテレビ放送で、久しぶりにスターウォーズをみました(『最後のジェダイ』)。その中で、グッときた箇所がありました。みていない方には、ネタバレしちゃうのでほどほどにしますが、その回より初登場のアジア人女性、ローズが、友人フィンが身を捨てた攻撃に突進していくのを、命をかけてとめるシーンがあるのです。そして、その直後に、こんなことを、いうのです。


「敵をにくむ行動より、愛する人を助けたかったの」的な。(正確ではありません、あしからず)


そうよね〜〜〜〜〜〜〜!!と、涙が出そうになりました。


それで、ネットでそのセリフを探していたら(こんなに素敵なセリフだもの、どっかにあるだろう)、なんと、 “ローズの役(役者も)が、批判されている”という話題を発見したのです。びっくり!!なんでなんで〜〜??


でも、その件を考察したサイトを読み、そこに、なんとまぁ、ローズを演じた女優、ケリー・マリー・トランさんが、すばらしいコトを仰っているのを読み、感動したので、急きょ、今日のブログにしちゃいます(記事の後半、「批判を乗り越えケリー・マリー・トランが出した答えとは?」から先が、オススメです)。


記事は、こちら→https://ciatr.jp/topics/137669


お時間があれば、ぜひ、彼女の言葉を実際に読んでいただきたいのですが、簡単にお伝えしますね。


つまり、ローズ役を演じたケリーさんの元に、ただその容姿や人種といったことでの中傷、偏見の言葉が、たくさん投げられたようです。それを、彼女はあるとき思い切って全部削除し、のりこえ、そして、インタビューでこう、お話をされたようです。


重要だったのは、悪質なファンの言葉を“正しい”と感じ始めたことだ、と。



ケリーさんは、アジア系の有色人種、として、アメリカで育ったらしいです。日本にくらす日本人である私たちには、簡単に想像つかないかもしれませんが、やはり、まだまだ、様々な人種差別や偏見が存在している(おそらくこの日本の中にも・・)、この世の中です。


つまり、そんなバッググラウンドの中で育った彼女が、自らも、自分がいつまでも“その他”の存在で居場所がなく、優れていない、存在なのだと、思っていたことを発見したそうなのです。


そこからさらに、

「しかし今、・・(略)自分が他人と違う事を恥じていた」と気がつき、「しかし最も恥ずべきで、ひどく残念なのは、そう思っていた私自身でした。」と、続きます。


で、さらに!

ここからがまた、わぁ〜すばらしい人!と思った部分。そのまま転載しちゃお。


「私は”有色人種”の子供たちが、白人になりたいと願いながら幼年期を過ごさなくてもいい世界に住みたい。女性たちが、ただ生きているだけなのに、容姿や一挙手一投足をじろじろと監視されることがない世界に住みたい。全ての人種、宗教、経済的な階級、性的志向、性自認、能力を持つ人々が、何であろうがそのままで"人間"とみなされる世界に住みたい。それこそが私の目指す世界です」




「私は今、同じようなものばかり消化してきた世界に、自分の物語を語りかけることができる、という特権を持った数少ない人びとの一員になることができました。だから私は諦めません」


・・かっこいいです。


“有色人種”、“女性たち”の部分を“障害者”に、“白人”の部分を“健常者”に、置きかえてもういっかい、読み返してみたりなんかして。


私、すっかり、ケリーさんのファンになりました。


まずは、新作を、みに行こうかな。


フラミンゴ隊(tai)

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