れおなのブログ~生き物たちへ敬意を込めて

今日は、上の息子と犬だけを連れて、実家に弾丸日帰りです。同じ関東圏なのですが、片道1時間半から2時間かかります。なおぽんが小さい頃は、一緒に里帰りしてお泊まりなどしたものですが、最近はお留守番が多くなりました(泣)。不本意でしかたない、なおぽんです。でも、いろんな、大人の事情があるのです。


そう、間取り事情は、大きいです。


車を降りて玄関ポーチへ上がり、玄関のたたきから室内へ上がる、狭い開き戸、家具に囲まれたリビング, etc..。

ごく一般的な造りですし、決して不可能でもないのですが、やっぱり、バギーと本人を別々に運び込んだり、部屋に頑張って本人を入れても、あとはずっとその場で動けない感じになります。かる〜く「あけおめ!きたよ〜すぐ帰るけど・・」なんてことは、残念だけど、あきらめちゃったり、ためらわれたり・・・するのです。


しかしです、最近はバギーもいろんな形が出てきて、視線で操作する立てるバギーだって、あるようです。きっと近い将来には、思い立ってふと実家に帰るなんてコトも、できるんじゃないかなぁ?なんて、思っています。



さて、今日は、ちょっと話題が飛びますが、実家での主役、このコたち(犬達)、にちなんだ話題です。

息子たちは、ずっと犬(たち)と一緒に育っています。二人とも、生まれた時から、そばに犬がいました。それから金魚(たち)も。ふたりにとって、どれだけ大きな存在であることか、と思います。


とくに医ケアの子がいるお家では、日々の忙しさ、また衛生上の気づかいなどから、「飼いたかったけれど、もう、踏み出せないなぁ・・」というお声を、多く聞きます。


すごく、すごく、かなしいことだなぁ・・・と、その度に、思うのです。

聞けば、それなりにごもっともな理由があって、やっぱり、とても飼えないよね、おススメもしにくいよね・・、と、思うのです。心の奥から「ショボーン」という声が聞こえてきます。



ですがやっぱり。


そのようなお話を聞いてもやっぱり。


犬や猫やたくさんのペットたち。彼らが、どれほどのプレゼントを、子どもらにくれていることだろう。そこにいてくれるだけで、息子は一人でお風呂に入れます。学校のお迎えの車にマロンがいるだけで、一生懸命、そちらへ首を回します(なんてリハビリ効果!)。大変なこと、手がかかること、イライラするいたずら、いろんな経験と思いを体験させられてもなお、人(とくに子ども)の成長に、どれだけ、かけがえのない宝物をくれていることでしょう。



彼らが私たち人間にくれる、その全てのことには、ただ、ただ、敬意をこめて、最大のリスペクトを持って、感謝したいことばかりだと思います。それを、強調してもしすぎることはない、とさえ思うのです。


医ケアがあったり、重い障害や病があったりなどの理由で、外の空気を吸うことが、簡単ではない子どもたち。大地にじかに足をつけたり、土を触ったり、自然の中に転がることが、本当にむずかしい子どもたち。


だからこそ。


犬や、猫や、鳥や、魚や、虫や、リスや、モモンガや、トカゲやカエル、etc..

ペットとなって人の傍にいることを許してくれる、この存在たちが、地球の自然の一部を、その身をもって、運んできてくれます。みつめあうだけで、人を癒すことだってあるのです(大げさなぁ、と思うかもしれませんが、実はこの「みつめあい」の効果は、犬において、実証されています → こちら)。


コタツに入っているばかりの猫だって、「寒いから外なんて行かない」というちょっとわがままな小型犬だって、「餌をくれる人など知りません」と言わんばかりのカエルだって。



そんな、自然からの偉大な使者であるペットたちの大切さを、周囲の大人は、もっともっと、知っていいのにな、知るべきなのにな、と思います。最期まできちんと飼っていく愛情と、覚悟と、そして一歩を踏み出す勇気が、必要ですが、きっと、踏み出してみる価値があると思っています。そして、まわりの社会も、そのための全力サポート体制が、あるといいのにな。


セラピードッグや、介助犬の普及も遅れているように感じる日本です。そして、保護された犬猫の数や処分など、基本的な関わり方においてさえ、まだまだ問題の多い日本です。


でも、もっともっと、もっと、いろんなサポートや理解も同時に広まりながら、どんな子どもも大人も、ごくごく自然に、生き物とふれあい、リスペクトしあいながら生きていける、そんな世界がくるといいなぁ。。


と、心から願っています。

フラミンゴ隊(tai)

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