ひろみんのブログ7/14~ひそかな決起集会☆~

点と点でしかなかったことが、いつのまにか面になったり立体になっていることがある。

ぼやっとしていた言葉たちが、すとーん!と腑に落ちる瞬間がある。



とうとうやってきました、その瞬間が・・・

それが今日のひろみんです(笑)



フラミンゴ隊に入隊して1年🌱

スイッチのこと、意思伝達装置のこと、さまざま学んできました✏️


毎月の勉強会で。

マイスイッチというサイトで。

りべるたすさんのイベントで。

伊藤史人先生の講演で。


自分なりに資料を作ったり、ゆうなにはどんなコミュニケーション方法が合っているんだろう?と考えたり、時おり、ゆうなにできそうなスイッチを試させてもらったり、してきましたが、「これ!」て決めて取り掛かることについては、消極的でした。


そのうちにメンバーが3人、パソコンと視線入力装置を揃えて、やり始めました。

「とりあえず始めてみる」ことの大切さを聞いていた私は、その大きな一歩を喜び、報告を聞き、「すごいなぁ!」て傍で見ていました。


そして、パソコンがとても苦手なママ達が奮闘している姿を見て、手伝えることは手伝いたい、と思うのと同時に、正直言ってしまうと・・・


「こんなに大変なんだ。。。」

「普段の生活でいっぱいいっぱい(←それはみんな同じなのに、完全なる言い訳です)で、ゆうなの体のことも、摂食のことも、課題が山積みなのに、これ以上は無理だ。」


「それに、機械を使うのって、なんだかとってつけたみたいな気がしてしっくりこない感じ・・・」(←続々と出てくる言い訳)

「ゆうなは、小学生になったことだし、ひらがなを覚えながら、指で手のひらに文字を書いてもらう指筆談がいいんじゃないかしら・・・」(←このときは、機械を使うよりはシンプルだから良さそうっていう理由からの選択肢。指筆談の良さは、使いこなしている方を見ていて、いいなぁと思っていますし、災害時などで電源が確保できないときにはアナログな方法が効果的なので、取り入れたいと思っています。)」



「そんなことよりまず、ゆうながどんな遊びが好きか、わからないと、やる気の引き出し方もわからないし!どこが自分の意思で動くのかだって、わからないままだし!」

と、”ゆうなの好奇心を引き出すおもちゃ探し”の旅に出た私(笑)



ものすごく自分は正しいと思って進んできて、

いや、もちろん正しい面もあったし、

そもそも正しい間違ってるではなくて、タイミングなのかな。。。



でも、

「いつ来るんだろう、タイミング・・・いつか必ず、来るとは思うけど・・・」

そう思いながらも、どこかに、「現実逃避?逃げ腰?」て言葉は浮かんでいた。

(これ、”あるある”でしょうか(~_~;))



ここ最近、れおな隊長から「ゆうなちゃんは、どんな感じ?始めないの?」と幾度となく聞かれていて、そのたびに、どこか心がざわざわしていました。

「今はタイミングじゃない。」と言い続けてきたけど

昨日は、その”ざわざわ”の理由が判明しました。



私は子供と一緒に料理をすることが夢だったので、お兄ちゃんの時も、お兄ちゃんが気乗りするときは一緒にやってきて、昨日も、ゆうなの大好きなシチューだったから、一緒に作ろうと思って、ピーラーと包丁を握らせてみました。


「ゆうな、楽しい?」

「・・・」


返事がない。(今のところ、ゆうなとはまばたきで会話していますが、まばたきがなく無反応。)

食べることは大好きみたいだけど、作るのはイマイチみたい。

お料理は五感にもいいと思って、においをかがせたり、音を聞かせたり、してきたけど


私の自己満足だった!!

(もちろん、後々でゆうなにとっていい効果が出たり、好きになる可能性もあり、その時の気分がただのらなかった可能性もありますが、この”自己満足だったかも”という気づきが私にとっては大きかったのです。)


その時に、なんだか今までのことがワーーーーーっ繋がっていきました。


ゆうなとのコミュニケーション、私からいつも一方的だったかもしれない。と。



言葉が話せる人同士だって、本心で話しているとは限らない。

受け取る側も、思い込みや推測で受け取ったり。

意思伝達装置を使ったって、それは同じことだけど、

それでも本人が、本心を言えるチャンス・選択肢があるのとないのでは、全然違う。

これは、先日の指伝話イベントで高橋さんがおっしゃっていたことで、大事なことだなと思って聞いていたのですが、

ストンと腑に落ちて、自分の言葉で初めて、迷いなく言えました。



私はゆうなとのコミュニケーションを、親子だから、という常識に囚われていたというか、「子供のことは親だからわかる。」と思っていた気がします。


でも、親子だからこそわからない、言えないこともあるし、


それをけっこう、親側の自分の都合のいい解釈でまるくおさめてきたかもしれないって思うと、ゆうなにとてつもなく申し訳なくなりました、初めて。



それと、いつの間にか、ゆうなが自分の言葉で意思疎通できる可能性を、低く見積もっていたのです。

いや、私が「ゆうなとやりたいこと」にこだわりすぎていただけかな(笑)



と、いうわけで、ゆうなが自分の気持ちを自分の言葉で綴れるように、具体的にスタートしていこうと思っています♪



◆いつかやる、なら・・・

 後でやる、なら・・・


「今からやろう」(笑)

・・・本日降ってきた言葉です。

奇しくも、昨日マジカルトイボックスに参加してきたフラミンゴ隊メンバーは、そのような言葉のシャワーを浴びてきた模様(笑)



大変なことだと思わずに

遊びの中のひとつ、という感覚で

「なにがなんでも意思疎通!」と執着しすぎず

でも明確なビジョンを持って

そして、軽やかに♪

やっていこうと思います!



ひそかな決起集会、以上です(笑)







フラミンゴ隊(tai)

フラミンゴ隊(tai)

+たとえ障がいがあったとしても A あなたの気持ち I  いろんな方法で伝えられる 支援の愛が コミュニケーションを拡げます!

2コメント

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  • フラミンゴtAI
    フラミンゴtAI

    2019.07.23 05:25

    ひろみんです☺️ れおなさん、とても勇気が出るコメントをありがとうございます😭💖 なるほどですね、意思伝達が十分できるようになっても、なに考えてるかわかりきることはできない。 これはとても大事な、忘れてはならないポイントな気が、、、 つい、全部わかるようになるような錯覚に陥りますもんね! みんなで励まし合いながら、いろんな方に助けていただきながら、すこしずつ、進んでいきたいです✨ どうぞ、よろしくおねがいします😍
  • leonaopon
    leonaopon

    2019.07.14 13:30

    わーー!!ふってきた〜〜タイミング!!おめでとうございます♫ いつも一生懸命に歩んでこられたひろみんですから、決して間違えてたかも、なんて、どうぞ思わずに・・。きっと、これまで通ってきたいろんな道が、いつかひとつに繋がったり、こんなに素直な思いの文章が、きっと必要な人にすーっと届いたり、するのだと、思います。 子どもも一人の人間、ほんと、何考えてるのか、わからないですよね〜。きっと、意思伝達が十分にできた日にも、それは変わらないのでしょう(笑)! ずっとずっと、応援しています。私も、助けていただきながら・・。