れおなのブログ〜医ケアをちょこっと楽にする工夫②

なおぽんは、痰の吸引のため、吸引力が強いタイプ、弱いタイプの2つの機器をいつも持っていて、さらに、熱がこもりやすいために扇風機も常備しています。さらにスイッチやパソコンなど、なおぽん周りで、なかなかに電力が飛びかっている昨今です。


医療ケアのある子どもたちにとって、用途はそれぞれ違っても、まちがいなく!電源問題は、と〜〜〜っても大切です。

そこで、電源について、こんな工夫をしています、という、なおぽんバギー周りをご紹介させていただきます。あまり珍しいものではないかもしれませんし、これがベストとも限りませんが・・、ご参考までに♫


まず、バギーには、延長コードを設置。

この案は、実はなおぽん発祥ではありません。いつも、たっぷりのアイデアを実践されている学校のお友達を、真似させていただきました(この場を借りて、Nさんと息子さんのS君に、感謝です!!)。


これで『コンセント口つきのバギー』に早変わりです。そこに、吸引器やら扇風機やら、差し込んでおけば、場所が変わるたびに何種類もの電源コードの抜き差しをしなくて良くなります。

延長コードは、長めの5mくらいのもの。むかしはバギーになじむ黒色のコードにしていましたが、いつだったか、つよく踏んづけて破壊。すこし目立つ、2つ目のコードです。

長いというのはなかなか便利で、お泊まりしている時、学校にいる時、壁の電源まで多少距離があっても届きます(でも10mくらいはやめたほうがいいかも。巻くとかなり、場所をとることでしょう)。


そして最近は、この延長コードの先を、バギーの下に積んだ大容量バッテリーに差しています。バッテリーは、なおぽんがベッドに移った夜間に充電し、日中は一日中これから電力をもらうわけです(学校では、原則バッテリーは使わないルールのようですが)。

42000mAhくらいの物ですが、これで、なおぽんが使う機器類であれば、1日中使うのには十分みたいです(こっそりと私のスマホ充電もオッケー♫)。


ほんのちょっと向きを変えたい時、また、部屋の中でわずかな距離を移動させたい時、意外にコードというのはひっかかりモッかかりして、手間がかかります。乗り越えればガタンガタン、家具にはひっかかり、人や犬は転んだり・・。ちょっとしたことなのですが、その、ほんのちょっとの日々のストレスがなくなったことを思えば、1万3千円、決して安くないですが価値はあったかな、と思います。

あ、でもくれぐれも!!マネされる時は安全面にジュ〜〜〜〜〜ブン、お気をつけくださいね。電気ものは、熱くなったり、危険もあります。こまめにホコリがないか、そして機器が過剰に熱くなっていないかなどのチェックは必要です。


そしてなんといっても、バギーは、なおぽんにとっての「足」なのです。なるべく身軽に『動ける存在』として、いさせてあげたいのです。


このバッテリーを使い始めてから、実はそんなに意識していなかった、私自身のみえない心が、すこし軽くなったようです。つまり・・・、見た目にも、彼が、コードでどこかに繋がって「いない」という状態が、なんかちょっとだけ、嬉しいのです。


ちなみに、視線入力ゲームをさせるべく、日々せっせと平均30分から1時間くらいかけているキャリブレーション作業ですが、これも細かいバギーの移動がかかせません。ぐっと、やりやすくなりました(でもやっぱり時間かかるけど・・。これは、なおぽんの「目」の問題も大きい。二重テープ・・アイプチ・・、ここにも何かしらのアイデアが必要なのです!)。

フラミンゴ隊(tai)

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