れおなのブログ〜勝手に社会科見学

今週は急にとっても暖かくなりました。・・春です、ね！（お空につよく確認。もう、冬はいいのです）。

なおぽんは、短期入所でお泊り中の登校中の病院受診（長くてなんだかややこしいですが）ということで、わたくし、学校にお迎えに行き、受診させ、学校に送り届ける、という流れをこなしてまいりました。ややこしいですが、医療ケアの子供達＆親には、ごくやり慣れた、当たり前の日常の一部でございます。

まさに受診の時間になっているその時、学校からお隣のこども病院へと歩き出したわけですが、なんとばったり折良く、校内でゴミ収集車に出くわしました。

ゴミ収集車といえば、いつも家のそばで音はすれども姿は見えず・・という、なおぽんにとっては、幻の（！？）存在なのです。しかも、たいへん間近に（タッチも出来るくらい・・・大丈夫、していない）！

これは、予約時間より大切かもしれないと思い、ふたりで、ゴミが放り込まれ、中で大きな鉄の板がぐるっと回って、ゴミを押し込むところまで、じ〜〜〜っと見学させていただきました。

さぞかし、不気味な親子だったことでしょう。

社会科見学です♫

『ほぅほぅ〜』というなおぽんの目つきを確認して、こども病院での受診へとダッシュしたのでした。

受診が終わって学校に戻り、私だけ、とある父母の会の懇談会に出席させていただくつもりだったのですが、気づけばなんと終了１５分前・・。時間の読みやスケジューリングに、とことん弱い私です。

申し訳ない感じでコーヒーをいただき、先輩ママとほんのちょっとお話させていただき、もう、すぐにそそくさと帰り支度となりました。

せめて、きちんと残りのスケジュールをこなすぞ、と自分に言い聞かせて、「病院での会計を忘れないようにしなくては」と、言ったところ（２度ほどの前科もち）。嬉しいことに、その場にいらっしゃったお母さん方２〜３人が、

「私もあるある〜〜〜！」

「忘れて帰った帰ったーー！」

と、口を揃えておっっしゃってくださいました。

私だけじゃなかった〜〜〜〜〜〜〜っ！！！やったーーー！

ちょっと自信を取り戻しましたが、はて、以下は家に帰ってから、思ったことです。

ドジな自分だけでなく、あんなにきちんとしたお母さん達が、こぞって、病院の会計を忘れるっていうのは。

・・・よっぽど私たち、やることが多いんだな。

いくつもの病院に子供を受診させ、絶えず医療ケアを行い、学校の送り迎えをし、リハビリに通い、ヘルパーさん、訪問看護さんをお願いし、時に入退院、そしてそして、そしてそして・・（個々でさらにいろいろ、加わります）、兄弟も、育てて。いったい、職業にしたら、私たちはいくつの職をかけ持っているのかな、なんて、よく思います。

お母さん達ももっと自分を、大切に、、という言葉が、むなしく宙に舞わないような、そんな、良いシステムがあればな、と思います。

でも、そんな中で私はといえば。

なおぽんもその兄もあきれる程に、自分の生活や楽しみを捨てていない母(笑)なのです。・・あ、だから、どっかにシワ寄せがきて、おっちょこちょいな事ばかりになってるのかも、しれないな。

なおぽんよ、子供らよ、強くなれ。

親子であっても、なるべくお互いが、どっぷり寄りかからずに、生きていきたいのです。

〜〜　寄りかからぬように　寄りそいあって　自分の足で歩いていけるわ

手は離していいの　心をずっと繋いでいたら　はぐれはしないでしょう　〜〜

　　　（Superfly 『ユニゾン』の歌詞から）