れおなのブログ〜食を支える、ミニ講座から〜
昨年より度々お世話になっている、金平糖さんのミニ講座に参加してきました。
こちらです↓
私は、根っからの食事嫌い。料理するのも、食べるのも(本当です)、あまり好きではありません。できれば3食、カンタンな宇宙食ですんじゃえばいいのに、なんて、本気で思ってしまう人間です。
でも、そんな私が、今日はマジメに、「食」について考え、「食べる」ということについて様々な立場の人に思いをはせるという、大変めずらしくも有難い機会をいただきました。
実際、こんな私でも、日々、家族に物を食べさせています(ごめんなさい。なんかもう、謝っちゃおう・・)。何といっても、生きていくのに、食べることは、かかせないのです。
ちなみに、なおぽんは完全に胃ろう食(ごっくんができないので)です。でも、胃ろうからでもしっかり味が分かるようですし、学校のお給食などもいただいております。良いものをいただいたら、肌ツヤもぐんぐん良くなり、やっぱり「食」の力を感じずにはいられません。
言語聴覚士の方と栄養士の方のお話あり〜の、実際のケアフーズ作りもあり〜の、そしてご飯をいただきながら、参加者さんたちと和やかな会話あり〜の、本当に盛りだっくさんの時間を過ごさせていただきました。
こちらが、今日作ったご飯です。
①トマトサラダ ②ふき味噌 ③熊リハパワーライス。
(一口食べてしまってから、慌てて写真とりました)
①のトマトサラダ、これは、本当に、トマトを食べているみたいです。トマト好き(私)にはたまりません!「夏場に、家族みんなでこれを食べるのもいいでしょうね〜」と金平糖さん。単純に、トマトジュースを『ソフティアG』というもので固めた(一回熱しますが)ものなのです。つまり、食べる、トマトジュース。でも、それすなわち、トマト。
おぉ〜〜っ、当たり前じゃん!でも、こうするだけで、飲み込みに困難がある方も、さりげなく、本物感を味わいつつ、噛まずにトマトをいただけます。切り方に工夫すれば、なおそれらしいのです。
②のふき味噌は、春の匂いで美味〜〜〜♫。
③のすごい名前のご飯は、あまり量は食べられないけれど、少量で栄養を取りたいという方のために開発されたご飯です。オイル、プロテインパウダーを加えるだけで、なんとも栄養リッチな白ご飯が作れる、という驚きの代物です。
介護食、ケアフードの世界も、色々と進んできているのですね。本当に、勉強になりました。一つ、個人的に「いいじゃないの〜」と思った資料があります(いや本当は一つといわずいっぱいあるけれど)。言語聴覚士さんがご紹介くださったもの。以下の写真です。
おぽんはいくつかの病院、施設を利用したり、時に外食もしていますが、胃ろう用にご用意していただきたい食事の形態は、言葉ではなかなか伝えにくいものです。ペースト食?ミキサー食?その作り具合も場所によってまちまちで(たいがい、ざっくばらんにその場所のご好意に甘えているのですが)・・・。
なので、「食形態のイメージ」というタイトルのこちらの資料のようなものが、各施設、世の中で広く一般的になれば、この中の「ゼリー食」でお願いします、とか、言いやすいのになぁ、と思ったのです(この資料は決して「胃ろう」用ではありませんが)。
すると、その場の皆さんから、『スマイルケア食』なるものがある、と教えていただきました。
すごい!あったのですね、こういう指標が。
こうして、人と人との出会いの場が、豊かな情報共有の場になっていくのですね〜、感謝感謝です(いつも情報をいただくばかりの私)。
心も体も、まんぷく〜〜〜〜!!
どうしてこう、いつも金平糖さんとの時間は美しいのだろう、と本気で思います。きっと、主催者側の美しい心持ちがいたるところに反映されてるからかな。そこにおられる参加者のみなさんも、美しい。惜しみなく、必要な人に「とどけ、とどけ〜〜」と、今日もたっくさんの、愛をとばしていらっしゃいました☺️。
楽しいひと時を共に・・有難うございました!!
おっと、大切な学びをもう一つ思い出しました。驚きの事実。
「ブラックペッパーの香り(アロマ)は、ごっくんをうながす」(研究データに有意差あり)
・・・・すごい!!今年、『口を閉じること』をテーマにしているなおぽんの周りは、ブラックペッパーで固めよう。
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