れおなのブログ〜EyeMoT(アイモット)と君とミュージック

さだまさしさんの「風に立つライオン」という曲があります。

いつ最初に聴いたのかも覚えていませんが、私は、この歌にずっと惹きつけられてきました。


"ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが 一斉に翔び発つ時 暗くなる空や

キリマンジャロの白い雪 草原の像のシルエット"


これらの描写は、私が一度も見たことのない遠いアフリカの地を、まるで、本当に見ているかのように、まざまざと脳裏に浮かび上がらせました。


動物や自然が好きな私は、いつかその風景を、この目で見て、広大な大地と生き物たちの空気を、かいでみたいなぁーと、そうボンヤリ思ったのでした。


ある時。

次男が生まれ、一生のケアがいる重度障害をもつと、リアルに知った後。私はふと、この歌を思い出しました。そして、こう、思いました。


あぁ、これはもう完全に、実現不可能な、夢となった、と。どこか遠い地に旅行に行くなんて、もうこの人生では、ありえない、と。


でも、私の暗黒時代ともいうべき時期に抱いたこうした考えは、時を経てだんだんと形を変え始めました。


途中から、いやいや、わからないぞ、との願いや希望を象徴するものとなり、フラミンゴ隊のネーミングに結びつきました。


今では、次男くんと一緒に、フラミンゴでいっぱいの空だって、見たければきっと見られるさ(彼が見たいのならばですが)、と、明るくマジメに考えています。まだ、国内だってたくさんは連れて行ってあげていないのですが(笑)。


でも実際、世の中にはツワモノがいらっしゃって。すでにストレッチャーさんだろうがバギーさんだろうが、旅行に出かけられている方々が、いらっしゃいます。

2月17日、オンラインでそうしたツワモノ方からお話が聞けるそうです。よろしかったら、ぜひ♪    ↓   ↓

 【2月17日21時】第3回 聞こう!重度障害児のママさんたちの声~旅行編~


そしてただ今、クラウドファンディングに挑戦中です。これまで、ご支援と応援をくださった皆々様、本当に本当に、有難うございます!

重度障害者の旅行のように、ひと昔前なら、できない、難しい、とされていた事が、うんにゃできるかもよ?と、変わってきている、そんな新しい道のひとつです。


”寝たきりの人が、パソコンでゲームできるよ、子ども達が、自分の力で、遊べるよ!”

なんて。


希望でいっぱいの新しい道です。まだ、残念ながら取り組んでいる人が少ないこの細い道を、太く、広く、多くの人たちが通れますように。


じつは、こうした事は、障害児者だけのためになるものではなくて、今は健常といわれる私たち自身もフツーに関わりうる、未来のことでもあります。


私が大好きだったおばあちゃんは、晩年ずっと、車椅子でした。そのお姉さんの、やっぱり大好きだったおばあちゃんは、緑内障で長い間、ほぼ全盲でした。


どんな人にも優しい未来、は、本当に、私たちひとりひとりがどんな状況になっても、きっと、何かをあきらめないでいい、そんな未来になります。

ご理解と、温かいご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

(クラファンの詳細などへは以下から入れます↓)

フラミンゴ隊(tai)

+たとえ障がいがあったとしても A あなたの気持ち I  いろんな方法で伝えられる 支援の愛が コミュニケーションを拡げます!

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