れおなのブログ〜私たちの”おもい”と”ねがい”
いま、ひとつのクラウドファンディングに参加しております。EyeMoT(アイモット)を作った島根大の伊藤先生と、全国の仲間たち(チーム愛もっと)と。もう見て下さった方やご支援くださった方、本当に、本当に、お心をよせて下さって有難うございます。
このクラファンには、大から小までたっくさんの「おもい」と「願い」がつまっています。
私がとくにお伝えしたいのは、
「どんな障がいのある子ども達にも、できる、使える、遊べるものがあるんだよ!」
っていうことと、
「私たちみんなが関わり生きていく、これからの世界。そこに、新しい未来、優しい未来を、一緒に作っていきませんか?」
ということです。
とっても重い障がいをもつ私の息子、ナオトくん。彼は、いま小学6年生ですが、2年生の時にEyeMoT(アイモット)という、視線で遊べるゲームシリーズに出会ってから、ずっと、お世話になってきました。
そもそも、
ナオトくんは、どこも、動かせない。
ナオトくんは、言葉を、話せない。
ナオトくんは、ごっくん、と飲み込むこともできない。
ナオトくんは、目だって、ゆっくりとしか、動かせない。
でも、
ナオトくんは、すこやかな心をもっている。
ナオトくんは、きれいな目をしている。
ナオトくんは、ほんのわずか、指先や首を動かせる。
ナオトくんは、とてもゆっくりだけど、目を動かせる。
ナオトくんは、お兄ちゃんのように、ゲームがしたい。とっても、とっても、ゲームがしたい。
20年前なら、彼は、遠いベッドから、ただ、お兄ちゃんのするゲームをみて、自分もやった気になるくらいしか、できなかったでしょう。
誰しも(とくに男子は)やっぱり、ゲームが好き!でも、他のいろんな事と同じように、幼い心にぎゅぅーーっとフタをし、心の目を遠く遠くに飛ばすしか、できなかったはずです。
そしてこの心の目を飛ばすのは、今だって、いろんな場面でたくさんたくさん、やっているとは思うのですが、
それでも。幸運なことに、ナオトくんは
「自分にもゲームをするチャンスがある」
ということを、知っています。
「#〇〇できない」タグを、すぐにつけられがちな子どもだけど、「#〇〇できる」タグも、ちゃんと持っているのです。それが、ありがたいことに、この、今の時代なのです。
もう少し時が経てば、もっともっと、便利なものが世にあふれ出すでしょう。私たち、ひとりひとりが、リアルにそれを目撃し、利用し、お世話になる時代が来るでしょう。お年寄りから幼子まで、いま、自分のスマホを持っているように。
そんな未来を期待し、待ち望みながら、でも、私がこれはとても大切なことだぞ、って、心の真ん中で知っていることがあります。
それは、そんな未来は、そう望む人ひとりひとりが、今、この瞬間に、小さな小さな一歩、アクション、行動を積みかさねることで、本当に作っていくんだ、っていうことです。
ただ、待っているだけでは、望む未来はやってこない。
いや、やって来るかもしれないけれど、いつくるのかなぁ〜と、時計をチラチラ見ながら人まかせにしたり、ときに焦ったり、嘆いたり、不安になったり、そんな想いにとらわれているよりも、そのヒマに・・。
目の前で日々、サイズアップしていく子どもがいるなら、なおさらです。それを望む新しい未来社会のメンバーのひとりとして、なにかしら、行動を起こしていく方が、いいんじゃないかな〜〜ということなのです。
「#〇〇できる」を抱えて生きていくことが、どれほど、育ちゆく子ども本人と、家族と、まわりの人間にとって、希望となり、大切なタグになることでしょう。
どうぞ、もし共感、共鳴して下さったなら、どんな障がいだろうが病気だろうが個性だろうが年齢だろうが、みんな一緒に、フラットに、バリアなく、いろんな可能性と選択肢に囲まれて生きていける、そんなワクワクする世の中づくりのために、お手伝いをしていただけましたら、嬉しいです。
とってもとっても、とーーーーーーーっても、嬉しいです♫
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