みなとママのブログ4/24~小学校に入学して二週間経ちました~

ご無沙汰しています、新年度になり進級や進学に慌ただしい毎日だと思いますがいかがお過ごしでしょうか。

しばらく更新せずに四月も後半。

桜の花も散り、ツツジの季節になっています。

みなとは小学校の入学式を終えて、二週間。毎日元気に学校に通えていて、金曜日には参観日も有りました。


新生活はこども園とは違うことばかりでまだまだ小学校で過ごすこと自体がドキドキ。家を出る時間も、徒歩(バギー)で行くのも一つ一つが新しく、慣れるのに母も子も精一杯ですが(笑)先生たちはみなとが今まで通りお友だちと変わりなく過ごせるようにと準備やこちらの相談にも直ぐ対応してくださるのでとても助かっています。


今日は最近のクラスでの過ごし方についてお伝えできればと思います。


みなとは入学するに当たり、肢体不自由の特別支援学級(※)を新設してもらいました。

他にも特別支援学級が2クラスあり合計3クラスになりました。普段過ごす教室は隣の特別支援学級で、二年生の先輩が二人居ます。自分の教室は椅子から降りて身体を伸ばしたい時や、活動内容(参観日のボッチャ大会など)によって広い空間を必要とする時に使用しています。


二年生のお友だちと係活動を分担して(人数が少ないので二つ掛け持ち)毎日取り組みます。あいさつ、朝の会や帰りの会、授業の号令をしたいと指伝話(※)というコミュニケーションアプリを入れたマイタブレットを持ち込んで担任の先生に見て貰ったところ、学校でも同じようなことをやっていけると良いねと検討していたのですがマイタブレットを持ち込みするのはNGとのことで学校でタブレットを用意するか考えていますと言ってくれて、ギガタブ(GIGAスクール構想(※)のタブレット端末)でも出来ないものか検討してくれて早速スカイメニューというソフトを使いあいさつや会の進行を録音したものを再生して使えるように作成してくれました。


これまで色々なスイッチを試させてもらい確実に押せるようにと練習してきたのですが、身体の緊張などの変化で確実にONすることが日によって・姿勢によって異なるので、最近はタブレットの操作は直接手の関節や手首の関節を使い済ませてきました。

タッチというよりスワイプ(次のページにスライド)する動作になってしまうことが多くそれも悩みの種でした。久しぶりにiPadタッチャー(※)を使い、スイッチと繋いでタッチの練習。以前どなたかに頂いた手作りスイッチ(マイクロスイッチ)を使ってみたところ、ON-OFFしてカチッと押すことが出来ました。

しばらくこのスタイルで行ってみよう!ということで一週間様々なパターンを作ってくださり、『おんがくがかり』の今月の歌(四月は校歌♪)のCD再生も前に移動すること無く、自分の机からスイッチひとつで再生することがデキルようになりました。


前回のフラミンゴカフェ↓

で先輩方に相談した机の件も、担任の先生が今はもう使っていないからと近隣の小学校から高さも変えられるのカットテーブルを借りてきてくれて即対応してくれました。(なんとぴったりサイズ!)机の面積も大きいので何でも置けちゃう優れものです。

↓参観日の時に撮影した写真、中央の白い机が借り物のカットテーブル

普通学級との交流も希望していて、交流学級は隣(反対側)の1年4組なのですが、諸事情があり最初の一週間は交流出来ず、先週から一緒に過ごす時間がスタートしました。入学式にも一緒に列に並んだり写真撮影でも混ぜてもらったり交流させてもらったけれど、初めて教室に入ったのでみなとも緊張していました。

『せいかつ』の最初の授業を一緒にさせてもらい、学校のルールなどを教えてもらってから『じぶんのすきなこと・もの・ひと』と『しょうがっこうでたのしみにしていること』を書きました。筆箱が無いことをいち早く気づいてくれたお友だちが鉛筆を貸してくれようと声を掛けてくれて『♡』慌てて筆箱を取りに行ってきました(笑)その後も絵も描いていいとの指示だったので、色鉛筆を貸してくれようとしてくれたり、優しいお友だち。次の時間は一緒ではなかったら、みなとくんは?って探してくれたとか。次の日ご一緒出来たら、あー!みなとくんだ!って言ってもらえたり、心温まることがたくさん有りました。

廊下や外で会うお友だちには、鼻のチューブについても”どうしたの?”とか”痛そう!”とか聞いてくることが有りますが、その都度”ごはんを上手に食べられないからここから胃というところに繋がっていて入れるためのものだよ”とか、”チューブを入れる時は痛いけどシールで止めてあれば痛くないんだよ”とか説明すると、そうなんだ!と解ってくれます。


素直な子どもたち、日に日にみなととの距離が近づいているのを感じて嬉しく毎日楽しませてもらっています。今はまだ、担任の先生には日常生活の姿勢や工夫の伝達と、メディカルサポーター(看護師)さんに医療的ケアについてやてんかん発作の対応(基本的に見守り声掛け)オムツ交換や着替えの介助について引き継いでいる最中でずっと一緒に居ることも多いのですが、なるべくお友だちとの時間を大切にしていきたいです。


次回は給食のことについて書きたいと思います。


※指伝話

https://yubidenwa.jp/yubidenwa/

※特別支援教育

https://tokushi-tobira.jp/teacher/specialclass/003.html

※GIGAスクール構想

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

※iPadタッチャー

https://flamingotai.themedia.jp/posts/5362151/

フラミンゴ隊(tai)

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