ひろみんのブログ2/9〜miyasukuスタンド組み立てました!〜

ひろみんです。
ここのところ、寒いながらも、すこし春っぽさを感じられるようになってきましたね☀️

さて、先日のブログで触れさせていただいた助成金の件ですが、(公財)車両競技公益資金記念財団の助成により、フラミンゴ隊でいくつか商品を購入させていただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

その中の「miyasukuスタンド」を組み立てました。(後半に組み立て動画あります。)



その前の経緯を簡単に…😊

娘・ゆうなは目が見えないと言われて(診断されて)いますが、視線入力にトライしてみたいと思っています。

喋ることができない娘が、言いたいことや気持ちを言葉にして伝えるときに、視線入力が使えたらスムーズなんじゃないかな?と考えたからです。

イメージとしては、パソコンやタブレットの画面に、50音表、もしくはよく使う言葉や簡単な文章をあらかじめセットしておき、娘が視線を動かす→視線入力センサーが娘の視線をキャッチしてマウスのポインタの働きをする→視線の先にある言葉や文章が自動的に読み上げられる→「これ」というものをまばたきで選択する(Enterのような感じ)。
というイメージです。

そのための準備としてやってきたこと
🌼2019.7 スイッチフィッティングの会社"みどりのまきば"の代表・玉浦氏に、娘が視線入力にトライすることをどう思うかご相談。
…「親がこれ、と思うものは間違っていないと思う」との温かいお言葉をいただく☺️

🌼本「視線でらくらくコミュニケーション」を読んで学ぶ


🌼2019.8 眼科医にも意見を聞きたく受診
→「事例がないのでわからないが、画面上に右と左に1つずつボタンを置くなど簡単なものからトライしていくと良いのでは?」とのこと。ゼロイチ体験の大切さ(本人がやったことがないことをやるのは大きな一歩)を教えていただく。

🌼2019.11〜OTをスタートする。 
(それまでPTのみで、OTをオススメされたことはなかったのですが、スイッチなどの練習はどちらかというとOTの領域だと知ったため)

🌼スイッチ色々お試し
フィルムケーススイッチ、ジェリービーンスイッチ、棒スイッチ、ピエゾスイッチ…

色々試しているうちに、自分の意思で動かしていると思われる首(右から左へ)の動きを使うのが良いのでは?となり、棒スイッチを操作する練習をしばらく続けていました。(学校でも、朝の会や文化祭の劇で棒スイッチを使う役をやっています。)


ただ、動かしたい気持ちはすごく伝わってくるのに、実際に動かせるまでには平均すると20分くらいかかるので、一回押すだけでものすごく体力を消耗する→今は、まばたきを感知するピエゾニューマティックセンサーの練習も並行しています。(まばたきを使ったコミュニケーションは普段からしているので、本人もやりやすいのではないかと。)



🌼2020.3 パソコン購入
それまで家で使っていたパソコンは、古くて重く、Windows7のサポートが終了したこともあり、視線入力に適した内容のものを新しく購入。

🌼2021.1 パソコン固定具「miyasukuスタンド」が手元に。

前述の助成金により、隊で購入したものをお借りしています(ありがたい限りです!)

そこで、初見の母親がどんな風に組み立てたのか…動画を撮ってみました😁
※miyasukuスタンド、いくつか種類がある中の「H型-1、T字使用時キャスタープレート付き」です。(動画ではT字に組み立てています)
視線入力センサーはまだ入手していないので、市に補装具として申請できるか相談に行きましたが、回答待ちの状態です。
※2/9回答いただきました。補装具の枠と、日常生活用具の枠があるとのこと。補装具の枠はPC・固定具・視線入力装置など全てセットで助成になるが、ハードルが高め。まず、言語の障害の追加が必要。さらに、実際に視線入力しているところを職員が確認しなければならない(コロナ禍ではなかなか難しい)。一方、日常生活用具の方では、スイッチのみ助成。PCと固定具があるならこちらの方が現実的。ただ、耐用年数6年という縛りがあり、これからもっと娘さんに合うものが出てきたとしても6年間は助成できないため、慎重に選んでいただいた方がいい、とのこと。視線入力装置をレンタルしてお試ししてみることをお勧めされました。
また、日常生活用具で購入したものを何年か使ってから、補装具で申請するという方法もあります、とのことでした😊
とりあえず今はこんな感じで、パソコンで動画見ながら、支援員さんと手遊びしたりしています😊(放課後デイの支援員さんが月に1〜2回、通所の代替支援として訪問してくださっています。)

これから少しずつ、楽しみながら進んでいきたいと思います✨

フラミンゴ隊(tai)

+たとえ障がいがあったとしても A あなたの気持ち I  いろんな方法で伝えられる 支援の愛が コミュニケーションを拡げます!

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