スペシャルなzoom勉強会でした

こんばんは、ひろみんです。
本日4/12(日)zoomで行った、フラミンゴ隊4月勉強会のご報告です🍀


先日のセミナーで繋がることができた引地晶久先生(西部島根医療福祉センターのOTの先生)から、大変ありがたいことに「オンライン研修会やりましょう‼️」とご提案してくださっていたので、まずはフラミンゴ隊メンバーとの顔合わせと、どんな雰囲気でやってるかを見ていただけたら、とご参加頂くことに✨

さらには、勉強会の告知をご覧になった福島勇先生(福岡市立今津特別支援学校の先生)からも、「参加してもいいですか?」と嬉しい参加表明と、L.A.在住の山口不二代さんもご参加🎶
皆様のおかげで、とても内容の濃い時間でした〰☺️


まずは Nintendo Switchで、いま流行りの「どうぶつの森」を重度のお子さんがスイッチ操作で楽しんでいるお話〜
それから、「マリオカートは操作簡単だよー」というお話。山口さんのご子息・カイ君は、スイッチを使ってアイテムの操作(バナナの皮を投げる、亀の甲羅を投げる)をしているそう💞改造コントローラーを使っている、と実物を見せながら教えていただきました。(ちなみに改造は、お知り合いのママさんにビデオ通話で教えてもらいながらやったそう。)


フラミンゴ隊隊長、れおなさんちのなおぽんは、iPadタッチャーを使ってお兄ちゃんと一緒に「ポケモンGO」で遊んでいるけど、画面をかなり前傾させて使うからiPadタッチャーがどうしても画面からはがれて使いづらい、との相談→改造マウスを使ったらいいのでは?とのアドバイスと使い方の詳しいお話✨
できればお兄ちゃんにセッティングもしてもらいたいから、いかに簡単なセッティングにするか、というお話も☺️


また、使わなくなったiPhoneをなおぽん専用にするつもりなので、使い道として「こんな使い道があるよ」というのを教えてほしい、との相談→引地先生&福島先生から、例えば学校内を移動する際に、iPhone画面に人を呼ぶアイコンを作っておいて呼ぶとか、ながしのお兄さんみたいに音楽を聴かせてまわってあげる、ピストルの銃声を入れておいて、「ばーん!」と打つ音がしたらまわりが「うっ」と言って倒れていくなどもいい、とアドバイス😆
自分がスイッチを押したことで、周りが反応する、これがまさにコミニケーション❣️と言う話がありました。


その後、みんなが興味津々だった、ピアノのアプリをその場でインストール。自分でピアノを弾いて曲を作って録音し、それを再生できるもの🎶
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%81%AA%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E-%E9%8C%B2%E9%9F%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%A4%E3%81%8D-%E9%8D%B5%E7%9B%A4%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1325615259


また、福島先生は、先日私が娘と庭の水やりを(アナログにじょうろとシャワーを使って)している動画へのコメントで「電池式のオートミストとMaBeeeで娘さんが自分の力で水やりできる方法がありますよ」と丁寧に教えていただいた件について、画面上で実物を見せてくださいました‼️単三電池×4本使うオートミストですが、2本でも実は使えちゃいます、というお得情報もゲット✨ 実演の様子が、さながら「Sam's TV shopping」的な通販番組のようで、皆んなで笑いました🤣


福島先生がご用事で退出され、その後は私から引地先生に質問。その回答としてもらったメッセージは、涙ながらに聞かせてもらいました。ちょっとこらえちゃったけど、画面オフだったら完全に泣いてましたね😢


質問内容
「とかく、反応やできることがわかりづらい我が子たち。色々、やったらいいであろうことを、ちょこちょこはやっているものの、結果が明らかに出るものは少なく、評価がしづらい。本人の体調や気分もあり、安定した結果が出づらく、暗闇の中を暗中模索している感じ。だから、セラピストである引地先生は、関わっているお子さんたちに対して、目標とか計画を立てるのか、立てるとしたらどのように立てるのか、また、その評価方法があるなら聞いてみたい。」


それに対して引地先生は、
「自分の中では、その子の将来設計を思い描いているけれども、あまり先の事まで決めてしまうと、その子の可能性を狭めてしまうかもしれないし、ご家族の負担になってしまうから、ご家族には話さず心にしまってあります。
ご家族とは、1年先の計画や、その計画に基づいてこの1ヵ月で何をやるか、などの目標はある程度決めています。ただ、1ヵ月で1〜2回しかリハビリができない。できればそこで、「これできたね」と達成感をもてることにトライします。

視線入力で言えば、毎回リハビリの中でやることにしていて、その時は常に同じ設定でやって、データを取り続けます。ご家族からは、うちの子出来てる気がしない、という声もありますが、そんな時は、最初の頃にやっていた動画をお見せしたりして、こんな風に変わってきた、できるようになった、を実感してもらえるようにしています。できるハードルをどれだけ落として(落とすという言い方はあまり好きではないが、とおっしゃってました)、喜べる材料をいかにつくるかが大事。

家でできることをお母さんに宿題を出すこともありますが、負担にならない簡単なこと。たとえば、バギーに乗ってお散歩に出ることも、視線入力のための、絶好の練習になります。周りをキョロキョロ見渡したり、声をする方を見る、これは立派に視線入力です。

無駄と思える関わりも、無駄ではない。たくさん触れたり、抱っこしたり、一緒に寝そべる、そんなことも、積み重ねていくことで、何かの結果につながっていく。
どんなに、反応や動きがなくて、「この子との関わりどうしようか…」と悩むお子さんでも、関われば関わるほど、何か出てくる。そのわずかな反応を拾ってあげて、一つ一つたぐりよせていく。


お母さんが悩んでいると、お子さんにそれが伝わるからか、気持ちの表出や反応が乏しい傾向がある気がします。楽しくやれたら、それがいい。フラミンゴ隊のお母さん達はみんな笑って楽しくやっているから、そこがいいですね💞」とのことでした😅🤔😂😆


引地先生も福島先生も、普段は土日も講演会で全国を飛び回っていらっしゃるご多忙な先生方。今回、新型コロナウイルス感染拡大防止の自粛生活だからというのもあって、ご参加いただけることになり、とても貴重でありがたい勉強会となりました✨

楽しくて、ためになり、さらにほっこりできる時間を、どうもありがとうございました‼️

フラミンゴ隊(tai)

+たとえ障がいがあったとしても A あなたの気持ち I  いろんな方法で伝えられる 支援の愛が コミュニケーションを拡げます!

0コメント

  • 1000 / 1000