れおなのブログ~お気に入りバギーに指筆談あり

なおぽんの「バギー」です。

最近、福祉や看護などの専門学校で、特別講義のようなものをご依頼いただいたり、しております。講義といっても、おっちょこちょいな私と重度障がい児なおぽんの、案外(気持ちは)フツーな日常生活をさらけ出しているだけなのですが(内容はともあれ講義の際の熱意だけは、修造さんに負けてない!(笑)と自負してます)、終わった後の学生さんの感想やアンケートが、なかなか楽しかったり、勉強になったりします。



たとえばこの「バギー」という言葉ですが、あまり専門の学校でも習わないようです。はじめて聞いた、という人が多く、中には、かっこいい、この言葉がもっと広まるといい、なんて感想が出たりします。

ホントホント、同感です。


かなり話がそれました(ええ、「講演してるもん」アピールのためにワザとです。ご依頼、絶賛受付中♫)。なおぽんの現バギーに話をもどして・・・、かれこれ3年半ほど前、オーダーメイドで作っていただきました。そしてこのガラ、みごとな迷彩柄ですが、じつは、本人に選んでもらったのです。



当時、まだ母と子のコミュニケーションも、なかなか危うい日々(あ、今もか)、あらゆる身体センサーを総動員しての、まだとっても、心もとない時期でした。そんな時でも、どうにか本人にバギーの色を選ばせたくって、親切な業者さんからいただいた色見本で、こんなチャートを作ったのでした。

そして、たしか1〜2週間ほどかけて、①家族、②よくお世話になる短期入所の施設、③リハビリセンターの3カ所で、それぞれなおぽんの意思を読み取って、照らし合わせてみました。その結果、3カ所ともが、なおぽんチョイスは迷彩柄だ!と結論づけたのでした。


この時、家族代表の私がなおぽんの「思い、選択」を確認した方法は、『指筆談』でした(え5)。


この先の数年間、彼の足となるもの、不本意なバギーにのせるわけにゃいかない〜〜!・・なんて、そんな思いがまたプレッシャーになり、なおぽんの小さな指、小さな動きを、何度も握りしめた、はず(笑)の私です(もう、あまり覚えていないのですが、それほどまだ自信がなかったことだけは、覚えています。本当は、このような繊細な形のコミュニケーションでは、リラックスした気持ちが大原則なのですが・・)。だから、他の2カ所で同じ結論になり、とてもホッとしたものです。


あれから、ちょこっとは、母のコミュニケーション(キャッチ)力、上達してるかなぁ。。。


ちなみに、なおぽん的に迷彩柄にしたのは、おそらく、ジャングルのイメージなのだと、推察しています。だって、当時の彼のお気に入りは「ライオン・キング」だったのです(決して、戦闘ずきなのではない、と、平和主義者の母は信じております)。



12月14日、なおぽん迷彩柄バギーの恩師(?)であり、指筆談を教えてくださった柴田先生をお招きしての「指筆談コミュニケーションの会」があります。今年度ラストです。

定員になり次第、締め切らせていただきますが、まだ余裕がありますので、よろしければ、必要としている当事者の方、支援者の方・・お待ちしていますね♫(お申し込みは、メールからお願いします)


フラミンゴ隊(tai)

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