れおなのブログ〜フラミンゴの会ッタァうちのことです
横浜まで、なおぽんと二人でドライブしてきました。國學院大学の柴田先生のところで開かれる「きんこんの会」に行くために。
運転は正直、あまり得意ではないので(嫌いではないけれど)、ちょっと遠回りですが木更津から東京湾アクアラインを通って行きました。
北風がピューピューと強い、土曜日でしたので、海も白波がたっくさん。それでも、海ほたるに入る直前、曇り空と、すこし不機嫌な海と、遠くの青空と、そして白いあたまの雲まではっきり見える富士山とが、絶妙なコンビネーションで視界に入り、ちょっと不思議な、得した気分(写真は海ほたるから)。
2時間くらいかかって到着した国学院大学のたまプラーザですが、なんと正面玄関が工事中で、駅前の駐車場に停め、そこからなおぽんのバギーを押しに押してお教室へと入りました(北風つめたーーい!)。
かなり開始から遅れての参加でしたが、今回は、午前中に用があり、とにかく参加できればそれでよし!ということを、なおぽんには道すがらそれとな〜く伝えておいて(何せ彼、まじめなもんですから)・・・。
会ももう終わりに近い頃でしたが、優しい先輩方から「千葉から来た彼」と、話を振っていただき、なおぽんもしっかりと発言させていただいたのでした。
なおぽんが語ったことは、私たちが千葉で始めた「フラミンゴ隊(フラミンゴの会、って言っちゃってたけど)」の活動報告みたいなこと。そして、近頃の学校で感じる、希望的な感触(*後述)のこと、最近では指筆談を少しできるようになった(と言ってくれた)母のこと、意外に一つの会をするのは大変なんだなぁ〜、という素朴な感想。などです。
(*柴田先生が昨年の夏、千葉の特別支援学校の先生方へのご講演をなさってから、明らかに何かが違うようです。くわえて、島根大の伊藤史人氏にご講演いただいたことも、間違いなく大きく関係していると思われます、これは母の実感をともなう補足ですが。)
我が子に褒められ、うっかり泣いてしまった母です。もう、どっちが子供なのでしょう。
ほとんどの方が成人(・・または成人に近い?)のきんこんの会では、皆さんがお伝えになる内容が深くて、いつも勉強になります。それはなおぽんにとってもそうで、いつになく、真剣な面持ちで、それはそれは目一杯、耳と心をそばだてているのが分かるのです。
うん、人生勉強だ。たくさん吸収せよ、若者。
そして私自身も、自分に何ができるだろう、こんなに一生懸命、生きている彼らに、私ができることは何だろう。という日々の問いかけへと、また、心が向かっていくのです。
ここからは余談ですが、帰りがけは、たまプラーザ駅の前のコーヒーショップへ行きました。きんこんの会に私となおぽんのふたりで来た時の、お気に入りのコースとなっています。バギーではいれて、店員さんも優しく、とても感じの良いところなのです。
会でなおぽんに褒められ調子に乗っていた私は、意気揚々と、なおぽんから注文をとりました。キッズメニューから、『ミルク』『ココア』『オレンジジュース』『アップルジュース』を・・順に、「み」「こ」「お」「あ」と頭文字で答えてもらいます。
「お」
お、オレンジジュースやね〜(急に博多弁)。オッケー注文してくるけんね〜♫
途端に、何やらなおぽんの目がはぁ〜〜っと見開き、あれ?と思ったけれど、ルンルンと注文しました。けど、何でか、なおぽん、嬉しくなさそう。
・・・もしかして、「み」だったかな?「み」と「お」は、小さな小さな指先で書く文字としては・・・・とても、似ているな。
そう気付いたのは、家に帰ってきてからでした。オレンジジュースは、私が飲み干しました。まだまだ、指筆談の修行の道は長い・・。
また、柴田先生ご夫妻に千葉に足をお運びいただけたらいいな、と思っています。きんこんの会、参加させていただき有難うございました!
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