ひろみんのブログ1/26〜エリを語る〜


1/26(土)、エリと一緒に、親の勉強会(@下志津病院)にお邪魔させてもらった。
入所しているお子さんの親御さんやご兄弟がいらっしゃる中、まずは友人エリが講演を。


「お子さんがもう成人、という大先輩たちばかりを前に、1時間も話せないよ〜💦」と、話す内容についてずっとずっと悩んでいたエリさん。
前日は「今リハーサルしたら30分だった」と報告があり、当日蓋を開けたら、1時間みっちり喋った上、まだまだ足りなかったと😂
まぁこれはいつものことなので、さておき(笑)


あれだけの人を目の前にして、すらすらペラペラ話せる度胸にいつもながらすごいなぁとおもう。

そして、上手いこと私をいじりながら、色んな人を巻き込みながら、笑いも織り交ぜて堂々たる姿。そして、熱い想いを語るところでは、グッと心つかまれてしまう。


1番響いたところは
『先輩方が、今とは時代背景が全然違う、障がいある人への目も対応もそれはそれは厳しかった時代を頑張って生きて来られたからこそ、切り開いて来て下さったからこそ、今がある…』
というところ。

エリは以前からそれをアチコチで熱弁している。


エリのすごいところのひとつは、垣根がないところ。
年上だろーが、年下だろーが
役職だろーが、構わない。
誰とでも、話す。話しまくる。


今回の講演の内容、通っている通園3箇所のみならず、自分が通っている歯医者さんにも相談してきたというから、驚きだ(笑)


通園に遅刻しそうな時も。
我が子がはやく帰りたそうにしている時も。とにかく話し始めたら止まらない(笑)


筋が通っているというか
大事なものがハッキリしているというか…😂
なかなか真似できることではない👍


いま、在宅で障がいある子を育てている私たちや通園のママ仲間は、
・通えるところが何箇所もある
・特別支援学校が選べる
と、恵まれた環境がある。(もちろん県内でも地域差は激しくあるので、ここら辺限定の話だが。)


私は、恥ずかしながら、それを当然だと思っていた。

娘が1歳5ヶ月のとき、入院生活から在宅へ移行したときも、病院の地域連携室の方々がご尽力くださり、相談事業所や訪問看護、通園先を紹介してくれたおかげで、スムーズに在宅生活をスタートできた。


「どうしてそんなに明るいの?」と聞かれることがあるが、(恐らく、障がい児を育てるのは辛く大変だろうに、という前提があるのかな?)
そういった、ありがたい環境のおかげだということが、エリのおかげでわかった。


エリが、直に、そういった先輩方から話を聞いて、私やママ仲間に、逐一伝えてくれてるからだ。うちがいま通えてる通園のうち2箇所は、先輩方がそれこそ10年の月日をかけて作ってくれたものだ、と😭


適材適所。
彼女がよく言う言葉。

先輩方は、すごいことをしてきてくれているのにも関わらず、慎ましやか。偉そうでもない、諭そうともしない。
だから代わりに、エリが伝え役をしている。適任だ😁


先輩ママ達は、若手のママ達をいつも優しく見守ってくれていて、何かあれば手助けするよ、て気持ちを感じる。
私だったら
「私はこんなに大変だったのよ!」て、主張するのに。後輩達に対し「あんた達、恵まれてるのよ?!なに不満言ってるの?!」て心で思うに違いないのに(笑)


エリは、先輩ママ達のため、また、同じように障がいある子を一生懸命育てているママ仲間のため、いや、何よりも可愛くて仕方ない我が子のためでもあるが、いつでも力になる。すぐ動く。


先輩方から「若手がいなくて困っている」という話を聞き、エリは「全国重症心身障害児者を守る会 千葉市支部」の理事を去年から務めている。そして今回の講演のような依頼にも応えている。


取り急ぎの目標は、守る会の在宅部会を活性化すること。会員100名超いる中で、「孤立しているママはいないか?困っているママはいないか?いたら助けたい。」という願いを実現するため、今年の力の入れどころだ。そして、若手ママ達に、先輩達が通ってきた道のことも伝えたいし、みんなで、我が子らの将来のために力を合わせられたら、と。


今は通園が充実しているが、実は高校卒業後の行き先、居場所は、足りなくなると言われている。(現に、今も、行き先がなく家にいるしかない人たちもいると聞く。)


そして、1つの施設を作るのに10年かかると考えると、おちおちしていられない。そう思い、私も守る会に入らせていただいた。先輩方にノウハウを教えてもらわなければ、と。



さて、親の勉強会の話に戻ります😁
そんなこんなのエリの講演の後、三曲披露🎤  
エリの、心に響く歌声、そして療育指導部室長のギター🎸、私は手話ダンスを。
「上を向いて歩こう」は、1番だけレクチャーさせていただき、みなさんもご一緒に✨


エリがいつも、引っ込み思案な私を人前に引っ張り出してくれる。おかげで「手話を知ってもらいたい」という願いも叶えてもらえ…


そういう、一人一人の願いをキャッチして(それこそ普段からのマシンガントークの賜物でしょう!)、力を貸してくれる。


それだけすごいことをしてるのに、「褒めて、褒めて、もっと褒めて〜😆」と子供のようにねだってくる素直な姿があるから、「この人はすごい人だ」という圧を感じることなく一緒に過ごせる。なんでも話せる。


講演で、皆さんの前でも、いけしゃーしゃーと「私、もう才能が溢れちゃって溢れちゃって〜ぇ💖」と恥ずかしげもなく言っておりましたとさ(笑)

フラミンゴ隊(tai)

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