ひろみんのブログ1/4~かっこちゃんと雪絵ちゃん~
私の大好きな、”かっこちゃん”こと山元加津子さん😊
職場の同僚の”宮ぷー”が脳幹出血で倒れ、大きな出血にも関わらず命をとりとめたけど、ドクターからは「一生植物状態となる」と宣告され。
でもかっこちゃんは、「宮ぷーは大丈夫。」と思って毎日病院に通い、話しかけたり体を起こしたりし続けた。結果、意思伝達装置を使ってコミュニケーションもとれる状態に🍀
このお話の詳しいことはこちら
かっこちゃんは、職業柄(特別支援学校の先生)、意思伝達装置の存在は知っていたけど、意外にも当時、医療や福祉の分野で、その存在を知っている人が多くないことを知り、「知らない人が悪いのではない。知っているのに伝えない自分がいけない。」と、意思伝達装置の存在を世に広めようと精力的に活動されている方です✨
その、かっこちゃんのメルマガをとっていて、いつも彼女のやわらかくて温かい雰囲気に癒されているのですが、先日届いた雪絵ちゃんに関するメルマガに涙が止まらず😭
雪絵ちゃんは、MS、別名多発性硬化症という病気でした。熱が出ると、目が見えなくなったり、手や足が動かしにくくなる。訓練をしている間に、だんだん見えるようになったり、動くようになったりするけど、発熱する前のところまで回復するというのは難しく、だんだん見えなくなったり、だんだん動かなくなっていくという病気だそう。
(以下、メルマガより抜粋)
これは幸せ気分という雪絵ちゃんの書いた本なんですけれど、ここから少し紹介させていただきます。
ありがとう
ありがとう、
私決めていることがあるの。
この目が物をうつさなくなったら目に、
そしてこの足が動かなくなったら、足に
「ありがとう」って言おうって決めているの。
今まで見えにくい目が一生懸命見よう、見ようとしてくれて、
私を喜ばせてくれたんだもん。
いっぱいいろんな物素敵な物見せてくれた。
夜の道も暗いのにがんばってくれた。
足もそう。
私のために信じられないほど歩いてくれた。
一緒にいっぱいいろんなところへ行った。
私を一日でも長く、喜ばせようとして目も足もがんばってくれた。
なのに、見えなくなったり、歩けなくなったとき
「なんでよー」なんて言ってはあんまりだと思う。
今まで弱い弱い目、足がどれだけ私を強く強くしてくれたか。
だからちゃんと「ありがとう」って言うの。
大好きな目、足だからこんなに弱いけど大好きだから
「ありがとう。もういいよ。休もうね」って言ってあげるの。
たぶんだれよりもうーんと疲れていると思うので……。
とこんなふうに続いていくんですけれどね、私ね、なんてすごいんだろうって思ったんですね。だってね、たとえば、私、山の方に住んでいるんですけれどね、車がないとね、どこにも行けないんですよね。お買い物にも行けないし、学校にも行けないし。
でもね、あるとき、参観日の大事な日なのに、車が途中でとまっちゃったんですよね。それでね、どうして、こんな大事な日にとまっちゃうのよ。新しいのに買い換えちゃうからね、って車に言ったんですね。私はそのとき、雪絵ちゃんのありがとうの詩を思い出しました。私は車がなかったらどこにも行けないんですね。毎日毎日運んでくれているのに、ありがとうって思ったことがあっただろうか?それなのに、私は動かなくなったら、「なんでよ」なんて思って、おまけに、私がガソリンをちゃんと入れてなかったからだったんですよね、それなのに、車を責めている私ってなんだろうってそんなふうに思いました。
(抜粋終わり)
かっこちゃんは、私が言うのもなんなのですが、ちょっぴり天然なところがあって、そこがまた癒されちゃうのですが。何冊も本を出しているし、海外にも講演に行って、本当にすごい女性なのです。
ずっと、彼女の講演を聞きに行きたいと思っていて…今年こそはチャンス巡ってきたらいいな💕
2コメント
2019.01.12 15:28
2019.01.05 12:25