れおなのブログ〜医ケアをちょこっと楽にする工夫①
メリー・ポピンズが歌うある曲の中で、「ちょっぴり砂糖があるだけで、にが〜いクスリも、のめるのよ〜」という大好きなフレーズがあるのですが、私、似たようなコト(?)を考えています。
ちょっぴり、工夫があるだけで、医ケアもスコーーシ楽になるのよ〜、と。
なおぽんと私がこれまで歩んできた道。医療ケアがたっぷりのなおぽんと、(人の)医療ケア新米でスタートしたおっちょこちょいママと。
今となっては笑っちゃうくらい、ドタバタしながら、でも毎度毎度、必死に過ごしてきた8年です。で、ふと思い返してみると、初めて在宅ケアになった時から比べて、ずいぶんとケアの仕方、道具、いろいろなことを「自分流」にしてきたなぁ、と気づきます。
いいのか?!
・・・・・いいんです。
なおぽんが元気であれば、いいんです(笑)!(医療関係の方には怒られちゃうかなぁ?)
どのお宅でも、そうなんじゃないでしょうか。経年変化です。そして、今回そんな中の一つを記事にさせていただくわけですが、もしかすると、もっといいアイディアや工夫、あるわよ〜〜、とか、ネット上にはもっと有用なアイディアが、たくさんたくさんあるのでは、と思います。
でも、最近、フラミンゴ隊という新たな道を歩き始めた私となおぽん。
不器用な我々の道のりにだって、もしかしたら、読んでくださる他の誰かの(たった一人の方でも)、参考になったり励みにしてもらえるコトがちりばめられていたかもしれません。
・・というわけで、私があーでもないこーでもないと頭をひねったり、時に、友人のマネをさせていただいたりもしながら、今日に活かされている、ちょこっとした医ケアのアイディアなんかを、これから時々お伝えしていこうと思います(使えるものがあれば、嬉しいなー。または、もっといいアイデアなどあれば、是非、コメントに下さいね!)。
というわけで、シリーズ(!?)「医ケアをちょこっと楽にする工夫」、第一回目にご紹介するのは・・
『なおんぽんワゴン〜〜!』(猫型ロボットみたいに読んでね♫写真は記事の最後)
その名の通り、なおぽんのケアに必要な物を一式(吸引器、吸引チューブや吸引に必要なセット、注入器、オムツ替えセット、体温計などなど)をのせています。なおぽんステーションと呼んでもいい。
一体全体、家の中でどんだけなおぽんが移動するのだ、という話もありますが、そうは言っても、テレビの前、食卓、お風呂、ベッド、この4箇所を移動するわずかな距離ですら、吸引器をいちいち電源抜いて運ぶのはテマなもの。
そう、この「テマ」をいかに減らせるか、ということを、必死で日夜考えているのが私なのです。根っからのズボラ人間なのかもしれません。
結構、便利ですよ〜ゴロゴロ、っと。全部移動させちゃえば。
そして何と言ってもポイントは、これ!!
磁石がくっつくワゴンを選ぶこと、なのです。
なおぽんの場合、という完全に個人的な話にはなりますが、医ケアグッズの中で、最も出番が多いのは、吸引器。です。
1日の中で、なんども、何度も、何度も、何度も、この吸引機サマのお世話になります。そこで、この本体側の太いチューブの始末が、ちょっと面倒だなぁ、と思って(巻き巻きしたり、チューブの先から液が出ないよう上向けたり、フタ使ったり)いたのですが・・。
このワゴンに、マグネットクリップでチューブの先の方を挟み、このワゴンにくっつけてみました。
すると・・・
とーーっても便利になった!!
通し水をした後、片手で細い吸引チューブを抜いたらもう、パチっと、太いチューブの方はワゴンにくっつけてしまえばよい。一瞬。
このほんのちょっとの収納(・・っていうのかな?)が、とんでもなく日々の吸引作業を楽にしてくれました。オススメです。
外出先では使えない技ですが(でも、これも何とかできないか考え中)、家での吸引が楽になりました。
(マグネットクリップを探すのが大変な場合、つい先日、良いものを発見です。その名も「ピタグリップ」。ペンやマーカーを挟んで冷蔵庫等にくっつける物のようです。Mサイズは、やや吸引器チューブのサイズより大きかったため、滑り止めなどを巻いた上で固定してみました。もしやSサイズなら、ちょうど良いのかもしれません。)
吸引のあれこれについては、チューブの保存びんからスイッチON/OFFのやり方まで、私にとってまだまだ、ツッコミどころ、取り組みがいのあるテーマでございます。
また、アップグレードしていくつもりです。良いのができたら、またご報告します。
多分、もうちょっと、楽にできる。気がする。
4コメント
2018.12.15 05:00
2018.12.14 11:12
2018.12.13 04:56